石滝川流域

出戸集落の下で荒川に流入する石滝川は、大規模林道「小国・真室川林道」の工事でかなり様変わりしたが、上流部は以前の姿をとどめている。

沢登りの対象としての石滝川は本流上部のみだが、釣り人の入渓が多く、釣り人とのトラブルも多いと聞く。遡行自体問題となるところはないが、忠実につめ上がると祝瓶山直下の大玉山への分岐から金目川左俣右岸尾根に上がる。登山道までの藪漕ぎが辛いので、源頭部二俣の左俣を上がり岩井沢を下降すれば、ほどなく岩井沢沿いの山道を見つけることができる。この流域で興味をそそられる沢は木戸口沢ぐらいだ。